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【第199号】今夜の月はどんな形?

掲載日:2023年05月25日

2023年4月20日(木)。

今夜の月はどんな形でしょうか?

 

調べてみたら、なんと新月でした。

しかも日中には、とても希少な金環皆既日食が起きるそうな。

金環皆既日食とは、皆既日食と金環日食のこと。太陽と月が重なる皆既日食に、太陽面の内側に月がすっぽりと入りこんで、月のまわりに太陽の光が丸い環のように見える金塊日食。

この希少な星の配列によって生命エネルギーが整うので、願いごとの絶好のチャンスみたいです。(と、ネットに書いてありました)笑

 

さて、話を本題に戻しますね。

夜空に浮かぶ月の形は日々変化して見えます。

まん丸に見えたり半円や三日月に見えたり。今日みたいな新月だと全然見えなかったり。

 

では、今夜の月はどんな形かと聞かれたら、何て答えますか?

昨日の月の形はどうだったでしょうか?

明日の月の形はどんなですか?

 

お分かりですよね?

そう、いつも「丸」です。

半分しか見えなくても本当の月は丸いですし、三日月のときも本当の月は丸いんです。

 

見え方はどうであれ、本当の月は常に丸い。

 

 


 

子育てや教育に真剣に向き合っていると、子どもたちが「本当は丸い」ということを忘れてしまうことがあります。

そりゃあ誰だって一人の人間ですから、三日月や新月に見えることもあるでしょう。

特に子どもは未熟ですから、日々失敗だらけなのも無理はありません。

本当は丸い姿であったとしても、私たちが心の眼力を磨いておかないと、丸く見えなくなってしまいます。

 

人から三日月に見えるときは、きっと本人も凹んでいるはずです。

そんなときに自分のことを「本当は丸い存在だ」と信じ抜いてくれる人がいたら、どんなに勇気づけられることか。

 

だから親たるもの、どんなときでも我が子を丸い存在だと認めることが大切です。

教育者ならば、すべての子どもを丸い存在だと認めることが大切です。

 

・・・なんてね、それが簡単にできたら苦労しないのよ!!

ですよね。

 

実はついこの間、それができない自分と向き合うことがありまして・・・

もう20年も親をやっているのに、まだまだ未熟なわたくしでございました。涙

 

けど、けどね、そんな自分も、本当は丸いのかもよ。

 

未熟な親の元で大きく育った我が子の姿を改めて見たとき、少しだけそう思えたのでした。

 

 

「三日月の夜も新月の夜も、本当の月は丸い」

 

改めて心に留めておきます。はい。 (文:大原)

【第198号】対話は自己肯定感を育む

掲載日:2023年05月11日

人が幸福に生きるうえでとても大切な“自己肯定感”。

それは、自分が自分であるという確かな感覚、自分は大切な存在だと思える感覚のこと。

 

これをお読みの方の中には、ひょっとしたらご自身の自己肯定感が低いと思われている方や、お子さんの自己肯定感をどのように育てたらよいかに悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。

 

そこで今回は、「対話によって自己肯定感は高められるか?」というテーマについてお話しようと思います。

 

 

自己肯定感の基盤になるものの一つに“自己受容”があります。

自己受容とは、その言葉のごとく「ありのままの自分を受け入れること」です。

「ありのままの自分」ですから、自分のいいところも悪いところも、好きなところも嫌いなところも、まるごと受け入れる、ということです。

 

言うのは簡単ですが相当ハードルが高いですね。そんなの到底ムリと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

さて、対話によって“自己肯定感”やその基盤となる“自己受容”は育つのでしょうか?

 

私の考えは、ズバリYesです!!

 

なぜそう思うのかというと、自分自身にもそういう経験がありますし、コーチングやワークショップを行って来て、そういった変化をたくさん目撃してきたからです。

 

もちろん簡単なことではありませんが、“しっかりとつくられた対話の場”に身を浸す体験は、確実に自己受容や自己肯定感を育みます。(ここでいう対話というのは、当たり障りのない話をする“会話”や、、意見をぶつけ合う“議論”とは異なります)

 

“しっかりとつくられた対話の場”とはどういう場かというと、互いの思いを尊重し合い、否定をせずに受け取り合う場のことです。

 

例えばAさんとBさんの意見がまったく違ったとき、「どっちが正しいか?」に決着をつけようとするのではなく、AさんにはAさんの考えが、BさんにはBさんの考えがあることを認め合う。

 

「なるほどそういう考えもあるんだね」と。

 

「明らかにその考え方はおかしいよね?」という発言があった場合はどうするか?

 

「私はその考え方に同意できないけど、あなたがそう思うことは否定しないよ」という態度を取ることが大事です。

 

・自分と他者を区別して、対等に扱うこと

 

・意見には賛成できなくても、相手がそう思ったことは受け入れて、寄り添うこと

 

そういう心がけでお話しましょう。

 

 

対話というと大勢で話し合う場面を想像するかもしれませんが、1対1でも同じことです。

 

子どもにとって、もっとも大切な存在であるお母さんやお父さんに“思いを受け入れてもらえた”という体験を積み重ねることが、自己受容に繋がらないはずがありません。

 

他者に受け入れてもらえた経験が、自分で自分を受け入れられる感覚の確かな器になるのです。

 

だから、対話の場をつくる立場の人には、互いの思いを尊重し合える場にしてほしい。そういう場は、少しずつ、けど確かに、自己肯定感を育んでいきます。

 

中学生向け対話学習『学びのチカラ』は、うまく使えば、そういう効果もあるんです!

 

p.s.

実は今日は、『学びのチカラ』プログラムを新学期から始めていただいたある一人の先生に向けてお送りしました。 (文:大原)

【第197号】激アツWBC!! 2種のモチベーションの話

掲載日:2023年04月20日

いま、3/22午後2時。「23日配信のメルマガ記事を書かなくちゃ」と思うのですが、まったく手につきません。WBCが激アツ過ぎて・・・笑

 

「野球なんて興味ないよ」という方には大変申し訳ないのですが、今日はちょっとテンションがおかしい記事になっています。何卒ご容赦ください。

 

侍ジャパンの戦いぶりを見て感じたことを何か一つだけ共有するなら?と考えてみると、それは選手たちのモチベーションの高さです。

 

やる気のない選手が日本代表に選ばれるわけがないので、当たり前と言われればその通りなんですけど。

 

でも、想像してみてください。

 

もしも子どもたちがチームになって、あんなモチベーションで勉強したら、どうなるでしょうか?

(テスト前にはクラスで円陣を組んで、互いに鼓舞し合ったりします)

 

もしも社員があんなモチベーションで仕事をしたら、会社の未来に何が起こるでしょうか?

(成約が決まったら、皆でウオーッとか言ってハイタッチやハグをします)

毎日そんなだったらさすがに疲れますね。笑

 

 

ここで注目したいのは、いわゆる『内発的モチベーション』のチカラです。

 

モチベーションは外発的モチベーションと内発的モチベーションの2つに分けられます。

 

外発的というのは、褒められたいとか叱られたくないとかご褒美が欲しいとか、自分の外側にある物がもとになるやる気のこと。

 

一方、内発的は「やってみたい」や「大好き」など、心の中から湧き出るものを指します。外発的モチベーションよりもはるかにパワフルで持続性があると言われていますが、なぜやる気が湧いてくるかは本人でもうまく説明できないのが特徴です。

 

特に今回のWBCという大会は、何億円もの高い年俸をもらっている選手にとっては、損得勘定でいったらリスクでしかありません。もしも大きなケガを負えば、シーズンを棒に振ることにもなりかねないのですから。

それでも国の代表として出場したい、世界一になりたいという思いはどこから来るのか?

 

優勝後のインタビューを聞いていると、その正体が見え隠れしているように思います。

 

・大谷選手「韓国とか中国とか、他の国の方ももっと野球を大好きになってくれるように・・・次の世代の子どもたちが、僕たちもがんばりたいと思ってくれたらうれしいなと思います」

 

・ダルビッシュ選手「未来のWBCの選手に繋がっていけば・・・」

 

・村上選手「栗山監督を世界一にしたかった」

 

・栗山監督「日本の野球のために・・・」

 

どうやら本当に強いモチベーションというのは、自分が何かを手に入れたいという理由で湧いてくるものではないみたいです。

 

つまり、「がんばって何かを手に入れよう!」という指導では、内発的モチベーションは喚起されないということです。

 

 

さて、中学生向け対話学習プログラム『学びのチカラ』は、内発的モチベーションを高めるための“2つの要素”を刺激するデザインになっています。

 

内発的モチベーションを高める2つの要素とは何か?

 

ぜひ一度、『学びのチカラ』プログラムの体験会に参加してみてください。

(ご希望の方は、「お問合せ」をクリック!!)

 

ひょっとしたら“2つの要素”を感じ取っていただけるかもしれません。

 

今回は、頭の中がとっちらかっていますが、宣伝にはうまく結びつけられました。笑

 

(文:大原)

 

【第196号】不幸でなくなる3つの方法

掲載日:2023年04月06日

「不幸とは何か?」

 

一言で表すのは難しいですけど、18世紀の有名な哲学者ジャン=ジャック・ルソーの言葉を借りると、「不幸というのは、欲望と能力とのギャップである」だそうです。

 

私は、「めちゃくちゃ納得!!」なんですけど。

 

今日は、哲学者・教育学者である苫野一徳先生の言葉もお借りしながら、不幸でなくなるための方法について考えてみたいと思います。

 

 

ルソーの言葉が真理だと仮定すると、単純に考えて不幸でなくなるための方法は2つありますよね。

 

・1つめは、能力を上げること

能力を上げて欲望とのギャップをなくせば、不幸ではなくなります。

シンプルで前向きな考え方ですね。

 

・2つめは、欲望を下げること

能力が欲望まで達していないのであれば、高い欲望を捨て去ることで不幸な状態ではなくなるはず。自分の身の丈に合った欲望にするのが大事ってことですね。

道理は通っていますが、なんだか後ろ向きな気も・・・

 

けど、私は意外とこっち派かもしれません。

「足るを知る」という言葉も嫌いじゃないですし。

ちょっと話が逸れますが、老子が残した言葉は「足るを知る」ではなく、「足るを知る者は富む」なんだそうです。

この言葉の本当の意味は、満足を知る人は幸せだということ。謙虚な気持ちになって、今あるものに感謝することができたら幸せですもんね。

 

とまあ、2つの考え方をご紹介しましたが、いま一つしっくり来ない方もいるかもしれません。

 

そんなアナタに第3の選択肢をご提示しましょう!

…と、偉そうに言っちゃいましたが、私の言葉ではなく、前述の苫野先生のお言葉です。

 

・3つめの方法は、「欲望を変える」こと

人は欲望を変えることができる。だから、欲望を変えれば不幸ではなくなるという理屈です。

私思うに、欲望というのは時間が経てば自然に変わっていくものなので、ちょっと時間をかけるつもりになれば、不幸というのは勝手に去っていくものなのかなと思っています。

 

小さな子供のころ、両手にお菓子の袋を抱えていっぺんにいろんなお菓子を食べたい!という欲望がありましたが、今はそんな欲望はありません。笑

 

また若い頃を思い返すと、デキる人、カッコいい人に見られたいという欲望がありましたが、いかんせん能力とのギャップは埋め切れず、、、

今では人からどう見られるかは、ほとんど気にしていません。(気にしなさ過ぎも良くないような・・・)

 

 

今回は、不幸でなくなる3つの方法についてお伝えしました。

 

能力を上げる、欲望を下げる、欲望を変える。

 

この3つは、不幸とまでは言わないまでも、ストレスを軽減したいときにも、とても役立つ考え方だと思います。

 

上手く使い分けられるといいですね!!

 

(文:大原)

【第195号】ラベリング効果のお話★続編

掲載日:2023年03月23日

前回のラべリング効果のお話はいかがでしたか?

配信後にもう少しお伝えしたい気持ちが湧いてきたので、続編をお届けします。

 

 

ラベリング効果とは、“人のおでこにラベルをペタっと貼るみたいにあるイメージを植え付けると、その人がラベルのイメージ通りになろうとする心理効果のこと”でした。

 

そして人には、自分に貼られたラベルを裏付けようとする習性があるので、せっかくならよい意味のラベルを貼りたいよね!というお話でしたね。

 

この心理効果は、良好な人間関係づくりや教育において、とてもパワフルな効果を発揮しますが、それだけではありません。

 

そこで、次の問いが今日の本題です。

 

あなたは自分にどんなラベルを貼っていますか?

 

他者に貼ったラベルがその人に影響を与えるのなら、自分に貼ったラベルはもっと強力な影響力があるはずです。何しろそのラベルと四六時中一緒に生きているわけですから。

 

自分のラベル(思い込みやレッテル)を貼りかえるだけでよりよく生きられるのなら、やらない手はありません。

 

では早速、自分にどんなラベルを貼っているかを見て行きましょう。

 

今日は、分かりやすく具体的に理解するために、“仕事人としての自分”を3つの言葉で表すワークを用意しましたので、気軽にお付き合いください。

 

 

3つの言葉とは、これです。 ※〇:職業名や母親などの役割を表す言葉

 

1.今の私は、“~~な〇”です

 

2.人から“~~な〇”だと思われていたら嫌だなぁ…

 

3.できるなら“~~な〇”と思われたいなぁ…

 

こんなふうに、3つの言葉で仕事人としての自分を表してみましょう。

 

以下に私の友人の例を記載しますので、参考にしてみてください。

 

1.今の私は、“遊び心を大切にするファシリテーター”です。

 

2.人から“余計な一言が多いファシリテーター”と思われていたら嫌だなぁ…

 

3.できるなら“どんな状況もなぜか動き出す不思議なファシリテーター”と思われたいなぁ…

 

えっ?これは私(筆者)のことじゃないかって?

いえいえ、あくまでも友人のことですので。

 

さて、あなたは自分をどんな言葉で表しますか?

ぜひ、直感的に浮かぶ言葉を積極的に使って書いてみてください!

  (記入タイム)

     ・

     ・

     ・

1~3のいずれにも、あなたの可能性のヒントが隠されています。

 

それを踏まえて、もしも自由に自分の姿を描いてよいならば、どんな自分を選択しますか?

 

自分自身に“ラベリング効果”というマジックを仕掛けるとしたら、どんな言葉で表しますか?

 

私は、“~~な〇”です。

 

ぜひラベリング効果という無意識の力を借りて、望む自分に向かって歩き出してみてください!

 

(文:大原)

 

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