今回は、10年前にお送りした【第25号】のリバイバル記事で、前回の続きの内容です。(一部改筆しました)
そうそう、そうでした。
あの頃は脳科学に興味が向いた時期だったなぁ。
「有り難い」という感謝の気持ちが無意識レベルでやる気の灯火になっている。
だから「当たり前」ではなく「有り難う」の気持ちの感性を養っておきたいですね、ということを前号でお伝えしました。
今日は、なぜ感謝の心がある人は成功に近づいていくのか?ということを脳科学的に解明してみよう!というお話です。
(“成功”という言葉は様々な受け取り方がありますが、ここでは単純に「高い目標を達成すること」や「人生が望ましい方向に進むこと」とお考えください)
さて、日本における脳科学トレーニングのパイオニアである西田文郎先生によりますと、人間の脳の状態は大きく分けて4つに分かれるそうです。
4つの状態とは、
・バーンアウト
・メンタルディプレスト
・メンタルサプレスト
・メンタルヴィゴラス です。
新発見の恐竜の名前みたいですね。
たまに耳にする“バーンアウト”というのは、いわゆる「燃え尽き状態」のことです。
何を言っても聞く耳を持たず、抜け殻のようになっている状態。
2番目の“メンタルディプレスト”は、「どうせ無理」と思い込んでいる状態です。
脳の中はマイナスのイメージに支配されていて、成功に近づくどころか、行動を起こす意欲さえ湧いて来ない無気力な状態。
3番目の“メンタルサプレスト”は、苦痛を感じながら義務感で仕方なくやっている状態、成功したいけど自信がない状態のことです。
多くの方がこのカテゴリーに入る自覚があるのではないでしょうか。
かくいう私も心当たりがある一人です。
とはいえ、同じ人の中にも様々な状態が混在しています。
例えば“毎朝30分ジョギングする”という目標についてはバーンアウト(燃え尽き)だけど、会社の仕事に関してはメンタルサプレスト(イヤイヤ行動)だとか。
そして最後の“メンタルヴィゴラス”というのが、いわゆるヤル気満々状態のこと。
イメージ・思考・感情のすべてがプラスに働き、やればやるほどエネルギーが湧いてくる、そんな状態ですね。
西田文郎先生は、様々なアスリートや経営者に秘密の訓練を施して、脳をメンタルヴィゴラス状態に変えてしまうことで有名で、“ヤル気の魔術師”という異名をお持ちです。
ちなみにニューヨークヤンキースで活躍した田中将大投手(現読売ジャイアンツ所属)の母校である駒大苫小牧高校を甲子園準優勝に導き、さらには上野投手を擁する女子ソフトボールチームを北京オリンピックで奇跡の金メダルに導いた実績をお持ちです。
いったい、どんな魔術を使っているのでしょうか・・・
注:10年前の記事につき、事例が懐かしめ
さて、話を本題に戻します。
実は、西田先生の秘密特訓を受けなくても、メンタルヴィゴラス状態に極めて近い脳波を計測する精神状態があるそうです。
もうお分かりですね?
―それが、「感謝」の脳波なのです!!!
つまり、感謝力が高い=ヤル気が持続し、行動力に満ちた人”ということができます。
しかも無意識レベルで!
だから統計的に、感謝の感性が強い人はよりよい結果が残せる確率が高い、という訳です。
あなたが今日、『感謝』したことは何ですか?
(文:大原)
※参考文献:「面白いほど成功するツキの大原則」など、西田文郎さんの著書