まず、次の九九を見てください。
7×1 = 7
7×2 = 14
7×3 = 21
7×4 = 28
7×5 = 35
7×6 = 42
7×7 = 49
7×8 = 56
7×9 = 67
これを見て、どう思いましたか?
7×9が気になりました?
人間の脳は危険や間違い等のネガティブなものが気になるようにできているので、せっかく8問正解しても最後の1つを間違うと、それが指摘されることになります。
世間一般では仕方ないかなとも思えますし、学習面からは×の修正は必要なことでもあります。
ところでみなさんは、直近でいつ誰から褒められましたか?
私はですね、えぇ~っと・・・思い出せません。
こんな私でも、少ないながらもいいところはあるはずなんですけどね。
子育てをしていると、小さなうちは「8つもマル!すごーい!!」と心から言っていましたが、小学校高学年ともなれば、間違いの方に焦点が当たるようになります。
「もう、しっかりして!!」と思っちゃう。私だけじゃありませんよね?
そこで、子育てポリシーのお話。
子育てには正解がなく、情報が溢れ過ぎている世の中なので、自分自身が“何を信じて子どもと関わるか”というポリシーを決めておかないとフラフラしてしまいます。
そこで私は子どもの年齢に応じて(必要に応じて変更しながら)、軸となるポリシーを決めて我が子と関わるようにしていました。
(そういえば、数年前まではうちの2人の子がこのメルマガにもちょこちょこ登場してました。今は親元を離れて暮らすようになったので、ホットなエピソードがなくて登場機会激減です)
ポリシーの中には、「本当はこういう親でありたいんだけどなかなかできないなぁ…」というものも、もちろん入ります。
自分が立ち帰る場所なので、いつもできていなくてもいいんです。
逆に言えば、すでにできていることはポリシーにしなくても大丈夫です。
いくつかある中の、我が子が小さなころから変わっていない一つをご紹介します。
それが冒頭の九九の例にあるような、「×だけに焦点を当てて子どもを見ない」ということです。
うちの子は2人とも、これから数年後には社会に出ることになります。
そうなると褒められるよりも、×の指摘の方が圧倒的に多くなると思います。
(今の日本の教育システムの基本形がそっち向きの設計になっていることへの個人的な不満は一旦脇に置きます)
けど、親までそうなってしまったら人生辛くなると思うので、彼らが大人になった後も甘々な感じで〇を見る人で在り続けようと思っています。
事実、小さなころから成長ぶりをつぶさに見て来た私にしか見えない良いところがたくさんあると思うんですよね。
ということで、今の私の子育ての探究テーマは「自分の素晴らしさを忘れないでね」という関り方を大人になりつつある2人の子にし続けること、というお話でした。
これは物事をポジティブに見る“自分磨き”のトレーニングにもなるので一石二鳥です。
みなさんは、どんな子育てポリシーを持っていますか?
(ビジネス文脈の方は、部下育成ポリシーと置き換えてみてもOKです!!)
(文:大原)