学校の成績って、何て言いますか・・・
ものすごーく狭い範疇の評価でしかないのに、「おたくのお子さんの能力は、はい、この通り!」みたいな顔をしてません?笑
まあ、受け取る側の私たち保護者がしっかりしていればいいんでしょうけど。
決して成績をつけている先生方に難癖をつけているわけではありません。
先生というのは本当に尊いお仕事だということも、子どもたちのために心を砕いていらっしゃる方が多いことも承知しています。
さて、どうして急にこんなことを言い出したのかと言うと、SNSで流れて来たショートムービーがきっかけでして。とても心に響いたので、内容をシェアさせていただきたいと思います。(出典を調べてみたのですが不明でした。すみません。お分かりになる方がいたら教えてください。ぺこり)
【父が最後に教えてくれた自分の価値】
死期が近い父親が息子にこう言いました。
この時計は200年以上も前のもので、お前のおじいちゃんが私にくれたものだ。これをお前にやる前に、通りにある時計屋に持って行って、いくらで買ってくれるか聞いて来てくれないか?
行って戻って来た彼は父親に言いました。
時計屋さんは古いからって理由で、5ドル(約700円)と言ったよ。
次は、コーヒーショップに行って来てくれ。
父さん、やっぱり5ドルだったよ。
今度は、美術館に行って時計を見せて来てくれ。
行って戻って来た彼はこう言いました。
100万ドル(1.4億円)を提示して来たよ!!
正しい場所に行けば、お前の価値は正しく評価されるということをお前に伝えたかったんだよ。だからいつでも自分を正しい場所に置きなさい。
そして、そうでないときでも、自分の価値を見失ってはいけないよ。
今いる場所が全てじゃない。今いる場所で下されている評価が全てじゃない。
そんな場所で自分には価値がないなんて、思い込まないでください。
自分を正しく評価してくれる場所に、まだ出合っていないだけです。
評価というのは評価基準に照らし合わせたそれまでの行動の結果なので、きちんと受け止める必要はあると思います。
でもそれは、それだけのもの。その人のごく一部でしかない。
学校の成績とはそういうものですよね。
それはそれで受け止めるとして、その子のほんとうの素晴らしさを知っている人がきちんと本人に伝えてあげることが、その子の可能性を開いていくのだと思います。
結果よりも行動、行動よりも存在の素晴らしさに光を当てて、丁寧に伝えるようにしたいですね。
(文:大原)