2023年4月20日(木)。
今夜の月はどんな形でしょうか?
調べてみたら、なんと新月でした。
しかも日中には、とても希少な金環皆既日食が起きるそうな。
金環皆既日食とは、皆既日食と金環日食のこと。太陽と月が重なる皆既日食に、太陽面の内側に月がすっぽりと入りこんで、月のまわりに太陽の光が丸い環のように見える金塊日食。
この希少な星の配列によって生命エネルギーが整うので、願いごとの絶好のチャンスみたいです。(と、ネットに書いてありました)笑
さて、話を本題に戻しますね。
夜空に浮かぶ月の形は日々変化して見えます。
まん丸に見えたり半円や三日月に見えたり。今日みたいな新月だと全然見えなかったり。
では、今夜の月はどんな形かと聞かれたら、何て答えますか?
昨日の月の形はどうだったでしょうか?
明日の月の形はどんなですか?
お分かりですよね?
そう、いつも「丸」です。
半分しか見えなくても本当の月は丸いですし、三日月のときも本当の月は丸いんです。
見え方はどうであれ、本当の月は常に丸い。
子育てや教育に真剣に向き合っていると、子どもたちが「本当は丸い」ということを忘れてしまうことがあります。
そりゃあ誰だって一人の人間ですから、三日月や新月に見えることもあるでしょう。
特に子どもは未熟ですから、日々失敗だらけなのも無理はありません。
本当は丸い姿であったとしても、私たちが心の眼力を磨いておかないと、丸く見えなくなってしまいます。
人から三日月に見えるときは、きっと本人も凹んでいるはずです。
そんなときに自分のことを「本当は丸い存在だ」と信じ抜いてくれる人がいたら、どんなに勇気づけられることか。
だから親たるもの、どんなときでも我が子を丸い存在だと認めることが大切です。
教育者ならば、すべての子どもを丸い存在だと認めることが大切です。
・・・なんてね、それが簡単にできたら苦労しないのよ!!
ですよね。
実はついこの間、それができない自分と向き合うことがありまして・・・
もう20年も親をやっているのに、まだまだ未熟なわたくしでございました。涙
けど、けどね、そんな自分も、本当は丸いのかもよ。
未熟な親の元で大きく育った我が子の姿を改めて見たとき、少しだけそう思えたのでした。
「三日月の夜も新月の夜も、本当の月は丸い」
改めて心に留めておきます。はい。 (文:大原)