今日は、チームや組織を率いる方はもちろん、複数の人と協働で活動しているすべての方々にお送りします。
「話し合いの空気が重い」
「本音で話せるミーティングにしたい」
「もっと楽しい雰囲気にできないかな?」
――そんなことを感じている人はいませんか?
実は、こうした組織やチームの雰囲気は、ちょっとした工夫で大きく変わります。
ファシリテーションの技術には、そのための具体的な手法がたくさんあります。
たとえば、
・会議の冒頭でチェックインを行う
・Yes,andで否定せずに意見を受け止め合う
・問いかけの質を変える ・・・などなど
これらのちょっとした工夫で場の空気は驚くほど変わりますが、一方でちょっと厄介なことがあるのも事実。
新しいことを始めるときにありがちな、独特の”気まずさ”や”照れくささ”。
――心理的エッジというやつ。
「急にどうした?」と思われるのではないか、「浮いてしまうのでは?」と不安になって始める勇気が出ない。
・・・はい、わかります。あるあるですよね。
人は基本的に現状を維持しようとする傾向(現状維持バイアス)を持っているため、変化には無意識の抵抗が生まれます。これは個人の問題というより、人間の性質そのものとも言えます。
だからこそ、変化を起こすには“タイミング”がとても重要なのです。
そして、その絶好のタイミングがまさにこれからやって来ます。
――そう!「年度替わり」です。
人の異動や役割の変化、新しい目標設定など、環境そのものが大きく切り替わる4月は、今までとは違ったことを始めるのに絶好のタイミングです。
変化に対するメンバーの心理的ハードルが1年間の中でもっとも低く、「今年からはこんな風に変えましょう!」というあなたの提案がもっとも受け入れられやすいタイミングです。
活かさない手はありません。
大きなことをしなくても大丈夫。
先述した手法の中の一つだけでもいいですし、例えば”出た意見をすべて板書する”だけでも「意見が尊重されている感」が強くなって、今より意見が出やすくなるかもしれません。
小さなことの積み重ねで、少しずつ、でも確実に変わっていくことが実感できる一年になるでしょう。
組織の空気を変えるのは大変なことのように思えますが、変化は必ず一人の小さな行動から始まります。
その一歩を軽やかに踏み出せるのが、まさに今なのです。
「ひとりから始める。ひとりから変わる」
私の大好きな言葉です。
そしてもうひとつ。
「ファシリテーターは、ひとりで背負わない」
自分起点で始めるけど、せっかくなら良き仲間とともに。
やるなら、今です!
※映像イメージ:林先生ばりに決めてるポーズ
p.s.
職場づくりだけでなく、クラスづくりにも同じことが言えますね!!
(文:大原)